タイ災害防止軽減局は、2日に実施した小規模範囲での緊急災害警報システム「セル・ブロードキャストサービス」運用試験で、3つの携帯電話事業者で良好な結果を確認したと明らかにした。洪水警報の配信は1分未満に完了した。

第2段階の中規模範囲試験は7日に実施する。

プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、同局は水害の発生を想定し、チェンライ、ウボンラーチャターニー、スパンブリー、ソンクラーの各県庁と、バンコクの政府庁舎向けに緊急災害警報を試験送信。

該当地域の携帯電話所有者は、テキストメッセージと音声アラートを受信することになる。

同局のパーサゴーン局長は、電波が想定範囲をカバーできるか試験したと述べ、該当地域外まで送信されたケースもあったと述べた。

2Gと3Gの携帯電話利用者は警報を受信できないが、ショートメッセージ(SMS)で警報を受信できる。

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