バンコク都の防災軽減局は8日、4月に発生したミャンマー大地震により倒壊した国家検査院ビルの行方不明者が残り8人だと発表した。捜索は10日に終了する予定だったが、延長する。
公共放送PBSなどの報道によると、同局のスリヤチャイ局長は、行方不明とされていた3人が事故発生時に自宅にいたことを確認したため、残りの行方不明者数を11人から8人に修正した。
作業員が7日、A・Dゾーンで瓦礫の撤去作業を進めたが、行方不明者の発見には至らなかった。Bゾーンは柱の損壊などで捜索隊に危険が及ぶ可能性が高いため、ビル1階まで到達できていないという。8日朝、Bゾーンの捜索のため、災害救助犬を投入した。