タイ憲法裁判所は14日、タウィー・ソッドソン法務大臣に対し、特別捜査局(DSI)の特別事件担当副委員長の職務を停止するよう命じた。上院議員らがタウィー氏の職務停止を求める請願を提出していた。
カオソッドの報道によると、上院議員らは請願書で、タウィー法務相とプームタム商務相がDSIの権力を利用し、選挙管理委員会の権限に介入したと主張。上院議員選出の審査プロセスに干渉することは、立法府である上院議員に対する圧力・脅迫行為で、権力分立と法の支配の原則に反する可能性があると述べている。
憲法裁は審議の結果、請願書の内容には法的問題があり、判決を下すのに十分な証拠があると判断した。職務停止期間は、2025年5月14日から、憲法裁が最終決定を下すまで有効。
プームタム商務相の職務権限は、証拠不十分のため停止していない。