在タイ日本国大使館は7月18日、カンボジア国境で5月28日に軍事衝突が発生して以降、両国間では現在も緊張状態が続いているとして、慎重な行動を心掛けるよう注意を呼び掛けた。
同大使館は、現地報道の情報として、7月13日にタ・ムアントム寺院(東北部スリン県)でタイ人観光客がカンボジア軍兵士を殴打する事件が発生したと報告。
7月16日には、東北部ウボンラーチャターニー県ナムユーン郡国境付近で、タイ軍兵士が地雷を踏んだことで重傷を負っている。
同大使館は、不測の事態を避けるため、当局の発表や報道などから最新の情報の入手に努め、危険が予測される場合は、観光地でも国境付近に不用意に近づかないよう、慎重な行動を呼び掛け。SNS上には真偽不明の情報もあり、情報源を確認するなど冷静に判断するよう注意喚起した。