タイ南部プーケット県のカロンビーチで、鮮やかな青色をした有毒なアオウミウシ「ブルードラゴン」の目撃情報があり、当局が注意を呼び掛けている。

クルンテープ・トゥラキットの報道によると、政府のアヌクーン副報道官は22日、ライフガードや警察関係者がビーチに打ち上げられたブルードラゴンを目撃し、保健省疾病管理局に報告したと話し、国民と観光客に注意を促した。

ブルードラゴンはアオウミウシ科の一種。主に有毒クラゲのブルーボトルクラゲを食し、その毒性を蓄えて防御機能に利用する。触れると激しい痛みや炎症、発疹を引き起こす。

当局は、ビーチでブルードラゴンを目撃したり、激しい痛みを感じたりしたら、すぐに海から出て緊急ホットライン1669に連絡するよう呼び掛けている。

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