ローマを退団し、セビージャへ復帰したモンチ氏 photo/Getty Images
パロッタ会長との考えの相違
敏腕スポーツ・ディレクター(SD)として知られるモンチことラモン・ロドリゲス・ベルデホ氏が、ローマ退団に至った経緯について口を開いた。
2017年3月に長年過ごしてきたセビージャを退団することを表明したモンチ氏。
モンチ氏は新天地でもセビージャ時代と同様に、若手有望株の獲得や経営面で尽力。ここ2年間でクラブに大きな利益をもたらしている。ただ、同氏のローマでの挑戦は、わずか2年で幕を閉じてしまったのだ。主力選手の相次ぐ放出に加えて、獲得した選手がなかなか結果を残せていないこともあり、これまで非難されることもあった。そしてモンチ氏を支持していたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督が今月8日に成績不振によって解任されると、同氏もローマとの契約を解消した。なお、その後モンチ氏は古巣セビージャに復帰することが決まった。
そんなモンチが18日、セビージャの入団会見へ臨んだ。その際、ローマを退団した理由について「私は左へ行く方が良いと思っても、会長は右へ行く方が良いと思っていた。私に実行する権利はなかったよ。