かつて3シーズンにわたって活躍したエイバルへ復帰することとなった乾 photo/Getty Images
原点回帰で飛躍なるか
エイバルは24日、ベティスから日本代表MF乾貴士を獲得したと発表した。なお、契約期間は2022年6月までの3年間となっている。
現在31歳の乾は2011年夏に海外挑戦を決断し、ボーフム(2011~12)とフランクフルト(2012~15)と経て、2015年8月にエイバルへ加入。3シーズンにわたってチームの主力として活躍し、公式戦94試合11ゴール12アシストを記録している。そして、昨夏にさらなるステップアップを目指してベティスへ移籍したが、新天地では思うような出場機会を得られず、昨季後半戦はアラベスへレンタル移籍していた。新シーズンをどのクラブで迎えるのかに注目が集まっていたが、乾は恩師であるホセ・ルイス・メンディリバル監督との再会、愛する古巣への復帰を決断した。
乾の復帰にスペイン紙『as』も注目。同紙は「日本人プレイヤーは2シーズン前に輝きを放ったチームへ復帰する」と今回の移籍を取り上げるとともに「このベテランとサポーターのポケットには愛情が入っているので、乾の復帰は原点回帰を意味することになるだろう。メンディリバルは乾のことをよく知っており、乾もメンディリバルのことをよく知っている。2019-20はチームに多くの喜びをもたらす可能性あり。完璧な共生だ」と綴っている。
はたして、乾は古巣エイバルで再び輝きを放つことができるのか。新シーズンの活躍に大きな期待を寄せるサポーターも少なくないだろう。
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