ブラジル代表のネイマール photo/Getty Images
ピッチ外の騒音はパフォーマンスの妨げに
今夏にバルセロナ復帰、あるいはレアル・マドリード移籍の可能性が盛んに噂されていたパリ・サンジェルマンFWネイマールは、少々難しい局面を迎えている。今夏の移籍を望んでいたネイマールに不満を抱えているパリのサポーターもいるはずで、今後のキャリアがどう進んでいくのか非常に予想しづらい。
また近年は観客とのトラブルなど、ピッチ外も何かと騒がしい。数年前はリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ世界3番手の位置にいるとも言われていたが、今ではネイマールを将来のバロンドール候補に推す者は少なくなってきている。
能力は申し分ない。だからこそ、ピッチ外でのことが気にかかる。今回ネイマールに苦言を呈したのは、現在ブラジルのフラメンゴを指揮するジョルジェ・ジェズスだ。ベンフィカやスポルティング・リスボンなど長くポルトガルで結果を出してきたジェズスは、ネイマールがクリスティアーノ・ロナウドのメンタリティを持っていれば史上最高クラスの選手になれたかもしれないと悔やむ。
「ネイマールはクリスティアーノのメンタリティを持っていれば史上最高の選手の1人になれたかもしれない。ネイマールのピッチ外の姿勢はパフォーマンスの妨げとなっている。クリスティアーノの成功したいとの野心は、ピッチ外のあらゆる誘惑より強いんだ」
スペイン『as』によると、ジェズスはこう語っている。ロナウドは34歳になった今もトップパフォーマンスを維持しているが、それはサッカー第一の生活を継続している成果だ。ネイマールが34歳になった時、同じようにトップパフォーマンスを維持していられるだろうか。トップクラスの選手であり続けるためにも、何かを変えていくタイミングにあるのかもしれない。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/