ジェノアでもプレイしていたターラブト photo/Getty Images
若手から憧れの眼差しを向けられる時期もあった
ファンタジスタのような独特なアイディアを持ち、創造性溢れるドリブルでイングランド・QPRのサポーターを沸かせていたテクニシャンを覚えているだろうか。現在はポルトガルのベンフィカでプレイしているMFアデル・ターラブトだ。
ターラブトといえばミランに所属し、本田圭佑と同僚だった時期もある。ボールを持てば何を仕掛けてくるか分からないタイプのアタッカーだった。しかし、ターラブトのキャリアは前評判ほど伸びなかったとの印象が強い。QPRではまずまずの活躍を見せたものの、ミランでのパフォーマンスは合格とは言い難い。ビッグクラブで成功することはできず、期待の若手と言われた男ももう30歳となった。
英『FourFourTwo』にてターラブトが過去を振り返っているが、ターラブトは2007年から3年間トッテナムに所属していたことがある。出場機会はほとんどなかったのだが、当時トッテナムでプレイしていたMFルカ・モドリッチからも才能を評価されていたという。
「自分のことについて話すのは好きではないが、若い頃の僕を見た多くの人はいつかレアル・マドリードやバルセロナでプレイするだろうと言ったと思う。モドリッチですら1度言ってきたからね。だけど、それは実現しなかった。スターリングがQPR時代の僕に憧れていたことも聞いたよ。今ではクリスティアーノ・ロナウドやメッシがアイドルだろうが、彼が子供の頃は僕を見ていたのさ」
ターラブトの派手なドリブルに子供たちが惹きつけられるのは理解できる。
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