トッテナムのエンドンベレ photo/Getty Images
世界最高のセントラルMFとなる可能性あり
今季苦しい戦いが続いているトッテナムを救うのは、近いうちに世界最高クラスのMFへと成長する可能性を秘めた人物なのかもしれない。
その選手とは、今夏にボーナス込みで6400万ポンドもの金額で獲得したフランス代表MFタンギー・エンドンベレだ。
トッテナムは22日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でレッドスターを5-0で粉砕したが、この久しぶりの快勝劇にエンドンベレも大きく貢献した。時には中盤の深い位置から組み立てに関与し、時には味方とのワンツーから相手ゴール前へ迫るなど、攻守両面で高い能力を披露。今夏話題を呼んだだけあって、さすがに1つ1つのプレイのレベルが高い。
英『90min』は、エンドンベレを軸に新生トッテナムの中盤を構築していくべきだと主張する。エンドンベレはドリブルで強引にボールを運ぶだけの技術、体の強さを持ち合わせており、その姿は以前トッテナムで活躍していたベルギーの大型MFムサ・デンベレを思わせるところがある。
その一方で味方にラストパスを送る正確なパス精度とゲームビジョンも備えている。同メディアはデンベレと元トッテナムのMFルカ・モドリッチを融合させたタイプとエンドンベレを見ているようで、パーフェクトなインサイドハーフに成長する可能性があると期待をかける。
体の強さや技術はリヨン時代にも証明しており、チャンピオンズリーグでバルセロナを苦しめた実績もある。しかも年齢はまだ22歳と若く、選手として全盛期を迎えるのはこれからだ。エンドンベレは複数クラブが興味を示していた逸材だったが、トッテナムが引き抜けたのは非常に大きい。
レッドスター戦でもエンドンベレは2ゴールを演出したが、今後チームメイトとの連携が深まればさらなる活躍を見せてくれることだろう。トッテナムの中盤で主役となるべき人物はエンドンベレで間違いないか。
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