立ち上がりに苦労したレアル photo/Getty Images
スペイン紙が現段階でのベストイレブン選出
序盤戦から格下相手に勝ち点を取りこぼしたり、チャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンに完敗したりと、レアル・マドリードは不安定な時間を過ごしてきた。指揮官ジネディーヌ・ジダンもチームのベストイレブンを見つけるのに苦労したことだろうが、ようやく形が見えてきたのかもしれない。
スペイン『MARCA』もベストイレブンが見えてきたと取り上げているが、現時点でのレアルのベストイレブンはこうだ。
まずGKはティボー・クルトワ、最終ラインは右からダニエル・カルバハル、ラファエル・ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロと変わりない。今夏にはリヨンから左サイドバックのフェルランド・メンディを獲得していたが、今のところはマルセロがリードしている。メンディは怪我で離脱していた期間があり、ジダンを納得させることができていない。
中盤は不動のカゼミロ、トニ・クロースに加え、序盤戦のうちに21歳のフェデリコ・バルベルデが評価を上げた。攻守両面でファイトすることができ、中盤のバランスを考慮するならばカゼミロとバルベルデの同時起用がベストなのかもしれない。
注目は前線だ。ルカ・ヨビッチ、ヴィニシウス・ジュニオールの若手2人は残念ながら信頼獲得に失敗し、今のところ左ウイングはエデン・アザール、中央がカリム・ベンゼマ、そして右ウイングは18歳FWロドリゴ・ゴエスが選ばれている。ロドリゴもここ数週間で大きく評価を高めており、同メディアもベストイレブン入りにふさわしいと見ている。
ルカ・モドリッチ、最近も何かと話題を提供するFWガレス・ベイルの2人がベストメンバー入りへアピールしてくる可能性は大いに考えられるが、上記の11人が現段階でのベストイレブンと言えるのだろう。序盤戦でアピールに成功したのはバルベルデ、ロドリゴの若手2人だが、彼らはこのポジションを守っていけるのか。
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