バルセロナのデンベレ photo/Getty Images
若きFWがセルタ戦の45分間で示したポテンシャル
9日にセルタを4-1で撃破したバルセロナでは、ハットトリックを達成したFWリオネル・メッシに話題が集中した。やはりメッシは特別な存在であり、バルセロナの攻撃を引っ張る絶対的リーダーだ。
しかし、セルタ戦では後半の45分間で輝きを放ったFWウスマン・デンベレにも称賛の声が挙がっている。デンベレは後半からアンス・ファティに代わってピッチに入ったが、ドリブルのキレ味はさすがの一言。ボールをロストする機会もあるが、スピードに乗った時の突破力は大きな魅力となる。
デンベレは何かと問題行動もあり、バルセロナの中でも最も好不調の波が激しいアタッカーと言える。ただし、ポテンシャルが抜群なためサポーターも見捨てることができない。英『Football Fancast』によると、セルタ戦のパフォーマンスを見たサポーターからもメッシに次ぐNo.2の存在だったとの意見が出ている。
「セルタ戦での彼はレオを除いてバルサ最高の脅威だった」
「彼のスキルはユナイテッドにやってきた頃のクリスティアーノ・ロナウドを思わせる。小さなミスもするが、ポテンシャルは大きい」
「ベストな状態でもなく、ポテンシャルをフルに発揮できていないかもしれないが、彼はトッププレイヤーだ」
今夏にはフランス代表の同僚であるFWアントワーヌ・グリーズマンがバルセロナへやってきたが、デンベレのパフォーマンスも負けてはいない。メッシ、スアレス、グリーズマンのMSGか、デンベレのMSDなのかで迷うサポーターは多いはず。デンベレに必要なのは安定感、得点力アップ、そしてメンタル面の向上といったところだが、バルセロナはデンベレを辛抱強く成長させられるだろうか。
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