フラメンゴのレイニエル・ジェズス photo/Getty Images
カカーとサイズも近いヤングスター
元ブラジル代表のMFカカーといえば、その圧倒的なスピードを活かした突破力が1つの魅力だった。1度トップスピードに入るとDFが追いつくのは困難で、1人でカウンターアタックを完結させるだけの力があった。
今、そんなカカーと比較される逸材がブラジルにいる。フラメンゴでプレイする17歳の攻撃的MFレイニエル・ジェズスだ。レイニエルもブラジル人選手らしくドリブルを得意としているのだが、現ブラジルのエースであるネイマールとはタイプが大きく異なる。
レイニエルは185cmのサイズを誇り、フィジカルコンタクトを苦手としていないのだ。むしろ相手に体をぶつけながら強引に突破するプレイを得意としているところがあり、体を使ってボールを前へ運ぶ技術に優れている。
カカーも186cmのサイズがあり、サイズの部分でレイニエルとカカーには共通点がある。どこかドリブルを仕掛けるレイニエルの姿勢もカカーを思わせるところがあり、カカー2世との表現も間違いではないだろう。
『90min』がこの逸材を特集しているが、レイニエルは17歳ながら今季リーグ戦で12試合4得点2アシストと結果を残している。その活躍からアーセナル、レアル・マドリード、バルセロナ、ミラン、アトレティコ・マドリードなど、複数の強豪クラブが目をつけているという。
同メディアもNEXTカカーと紹介しているが、レイニエルが欧州へやってくる日もそう遠くはないかもしれない。カカーと比較されるブラジル人選手はこれまでにも数名いたが、レイニエルは最もタイプが近いアタッカーと言えるのではないか。
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