現バルサのベストイレブンとは photo/Getty Images
レガネス戦では超攻撃布陣採用も
もうすぐ12月を迎えようとしているが、バルセロナを指揮するエルネスト・バルベルデはチームのベストイレブンを見つけることができただろうか。
先日のレガネス戦ではリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレの4人を先発させる超攻撃的なイレブンを披露したが、思ったほど攻撃に迫力は出なかった。
スペイン『MARCA』は、このレガネス戦を受けてバルベルデがまだベストイレブンを見つけられていないと指摘する。固まっていないのは前線と中盤だ。
中盤でスタメン当確と判断されているのはフレンキー・デ・ヨングのみで、セルヒオ・ブスケッツはベンチに座る機会も増えている。前線は特に悩みが大きく、メッシ&スアレスと誰を組ませるかが決まらない。最初の選択肢は今季の新戦力グリーズマンだが、アトレティコ・マドリード時代のような決定力はまだ披露できていない。
デンベレ、さらに若いアンス・ファティも候補者だが、同メディアはどちらもグリーズマンを押しのけるほどのインパクトは残せていないと評価している。デンベレは好調時こそ特別なスキルを見せてくれるが、やや調子に波がある。ファティはまだ10代のプレイヤーで、主力の座を与えるのは早すぎる。
バルベルデにもまだ迷いがあるのだろうが、そろそろ後半戦へ向けてベストイレブンを固めたい。クラブが求めるのはリーグ制覇とチャンピオンズリーグ制覇のダブルで、特にチャンピオンズリーグの方は2シーズン続けて嫌な形で敗退している。
その前にまずはグループステージ突破を確実なものとする必要があり、バルセロナは27日にドルトムント、12月10日にインテルと対戦する予定となっている。両方とも簡単なゲームではないが、バルベルデはまずこの2試合でベストな布陣を選択できるか。
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