インテルを撃破した若きバルセロナ photo/Getty Images
カンテラ組を忘れてはならない
すでにベスト16行きを決めていたバルセロナは、10日に行われたインテルとのチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節で主力の一部を温存することを選んだ。
エースのリオネル・メッシも招集外となり、スタメンには若い選手が数多く入った。
まずは23分に先発していたペレスが先制点を決め、86分に途中出場のファティがチャンピオンズリーグ史上最年少得点記録を塗り替える一撃でチームに勝利をもたらした。
スペイン『MARCA』によると、先制点を決めたペレスは自分たちがカンテラの選手たちにとっての手本になれたと喜んでいる。最近は他クラブから高額な移籍金でスター選手を連れてくるケースが目立っているが、やはりバルセロナにとってカンテラは特別な存在だ。ペレスとファティはカンテラ組ここにありと証明することになった。
「僕たちはマシアの子供たちの手本だよ。バルセロナはマシアの人材を信頼している。チャンピオンズリーグでデビューできたのは嬉しいよ。この舞台でプレイするのは夢だったし、こんな伝説のスタジアムでゴールを決められたしね。チーム全体が僕を祝福してくれた」
今のところペレス、ファティ、さらには中盤で先発したMFカルレス・アレニャらカンテラ組はバックアッパーでしかない。しかし、彼らはバルセロナの哲学を知る重要な選手たちだ。今回のインテル戦は消化試合とも言えるものだったが、カンテラ組が躍動する特別な一戦になったと言えよう。
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