ベティスのフェキル(右) photo/Getty Images
13位のチームに驚異のFW
リーガ・エスパニョーラではバルセロナFWリオネル・メッシの左足に大きな注目が集まるが、躍動するレフティーはメッシだけではない。自らメッシとプレイスタイルが似ていると表現するもう1人の天才がいるのだ。
今季からレアル・ベティスでプレイするFWナビル・フェキルだ。フェキルはスタメンだったわけではないが、昨夏のロシアワールドカップを制したフランス代表メンバーでもある。そんな実力者が今夏にたった2000万ユーロほどの移籍金でベティスに加わったのだ。
コスト的にも今季のベスト補強の1つとも言われたのだが、フェキルも初のリーガで確かな結果を残している。
チームの順位こそ13位とやや苦戦気味だが、フェキルは今季リーグ戦15試合に出場して1試合平均ドリブル成功数3.5回を記録している。これはリオネル・メッシ(5.5回)、レアル・マドリードFWエデン・アザール(4.4回)に次いで3番目に多い数字だ。
しかもアザールの場合は負傷の影響でプレイタイムが短くなっており、単純にドリブル成功数だけで見るならば1位はメッシ(71回)、2位がフェキル(52回)となっている。
仏『Telefoot』によると、フェキルは「僕とメッシはプレイスタイルが似ているけど、僕は彼ほど良くないよ。彼は人々が見たいと思う選手だよね」と謙遜しているが、フェキルも見ていて楽しい相当の実力者で間違いない。
リーガでメッシに次ぐレフティーとも言えるフェキルが見せる魔法のプレイの数々も、リーガを盛り上げる要素の1つだ。後半戦はフェキルを中心とするベティスにも注目してみてはいかがだろうか。
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