リヴァプールのアーノルド photo/Getty Images
メッシ&ロナウド時代を継ぐ者たち
2000年代後半から2019年まではリオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドの支配が続いたが、2020年代は新たな世代がサッカー界を引っ張っていくことになる。
英『TalkSport』は「誰が次の10年間のサッカー界を支配できるか?」と題し、5人の候補者をリストアップしている。
1.アーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)
やや意外な選出かもしれない。今季ザルツブルクで大きな注目を集めたとはいえ、まだブレイクしたばかりとの印象が強い。それでも同メディアは、194cmのサイズを誇る大型FWのハーランドがズラタン・イブラヒモビッチのような存在になることを期待している。
2.トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
アーノルドはすでに世界トップレベルのサイドバックとなっており、サイドバックのイメージを変えるほどアシストを量産している。何よりの魅力は高いキック精度で、同メディアは将来的に中盤へポジションを移してケビン・デ・ブライネのような存在になる可能性が高いと見ている。サイドバック一筋では世界最高と評されるのは難しいかもしれないが、中盤にポジションを移せば世界最高クラスの選手と認められる日がくるか。
3.ジェイドン・サンチョ(ドルトムント)
ムバッペほどの得点力はないが、19歳のサンチョも若手の中では最高クラスのアタッカーだ。突破力、チャンスメイク力に優れており、ブンデスリーガでも主役の1人となっている。サンチョを引き抜こうとするビッグクラブが複数出てきているが、同メディアはどこに行っても輝くのは間違いないと主張する。

PSGのムバッペ photo/Getty Images
4.ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリード)
今季よりプレイするアトレティコでは、まだ100%の実力を発揮できているわけではない。しかし、輝きを放つのは時間の問題と同メディアは考えているようだ。ポルトガルサッカー界にとってもフェリックスはロナウドの後継者候補筆頭だ。
5.キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
リーグ・アンのレベルがやや劣るとはいえ、ムバッペのパフォーマンスは見事と言うしかない。21歳でフランス国内を完璧に支配しており、同メディアも今後10年間にわたってサッカー界を輝かせるのは間違いないと才能に太鼓判を押す。
2020年代のサッカー界はこの5人を中心に回っていくのか。それとも2010年代後半にムバッペが登場したように、とんでもない若手が出てくるのか。メッシ&ロナウド時代が偉大すぎるゆえに、今後どう変わっていくのか楽しみだ。
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