アーセナルのエジル photo/Getty Images
ほろ苦い2019年とは異なる1年へ
2019年の1年間はアーセナルMFメスト・エジルにとってハードなものとなった。2018-19シーズンよりチームを指揮したウナイ・エメリの下で絶対的な存在になることができず、余剰戦力として放出される可能性が何度も指摘されてきたのだ。
週給35万ポンドが高すぎると批判を浴びることも多く、ポジティブな要素は非常に少なかったと言える。しかし、2020年は天才司令塔復活の1年とできるかもしれない。
エジルの運命を変えるは新指揮官ミケル・アルテタだ。エメリとアルテタの違いは様々あるが、エジルの重要度が変わったのは最も分かりやすい違いと言えよう。アルテタは就任早々にエジルをトップ下に配置し、攻撃のタクトを振るう役割を任せている。
エジルも期待に応えており、やはりチームスタイルと噛み合った時のエジルは特別な違いを生み出すことができる。英『Daily Mirror』によると、エジルもアーセナルでプレイを続けていくことに喜びを感じているようだ。
「今年も来年もここで契約が続いていくことに満足している。未来に何があるかは言えない。未来に興奮しているけど、何が起こるかは分からないからね。僕には難しい時間があった。特に前任のエメリの下ではね。
あとはチームの成績が上がっていけば言うことなしだ。トップ4入りは難しいかもしれないが、最低でもトップ6には入って今季を終えたい。エジルの貢献も重要なものだが、苦しい時間を過ごしたアシストマシーンは2020年こそ大爆発となるか。
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