少し意外なデータが明らかとなったC・ロナウド photo/Getty Images
スーパースターの少し意外な一面
ユヴェントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといえば、その類稀なる得点力が最大の魅力だ。ミドルレンジから放たれる強烈なシュートに、187cmの長身を存分に活かした空中戦の強さ。
そんなC・ロナウドがこれまでのキャリアで積み重ねた得点はなんと719ゴール。歴代のキャリア通算得点ランキングでは6位につけている。もはや異次元の領域と言えよう。しかし、彼の素晴らしさはゴール以外にもあると英『GIVE ME SPORT』は主張する。
同メディアが注目したのはC・ロナウドのアシスト数だ。「C・ロナウド=ストライカー」というイメージはどうしても強いが、彼は味方にゴールを決めさせるのも上手い。代表、クラブにおいて彼がこれまで記録したアシスト数は実に「251」。およそ3ゴール挙げるたびにアシストを1つ稼いでいるペースだ。
そして、さらにこのアシスト数の凄みを実感できる情報がある。C・ロナウドが記録したこの数字、実はかつてバルセロナの中心に君臨した2人のパスマスターよりも多いのだ。その2人のパスマスターとはシャビ・エルナンデス氏と現在ヴィッセル神戸でプレイするアンドレス・イニエスタ。
とはいえ、中盤で試合を組み立てる役割を主に担った元バルセロナの両名よりも、C・ロナウドの方がゴール前にいる機会は多い。この比較はそういった面も考慮しなければならないだろう。だが、このスーパースターがキャリアでここまでのアシストを稼いでいることに驚いた人は多いはず。明らかとなったC・ロナウドの少し意外な一面。得点に関与する能力において、彼の右に出るものはいないか。
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