「ヨーロッパはマドリードを恐れ、マドリードはバルサを恐れる」...の画像はこちら >>

「常勝バルサ」を再び作り上げつつあるフリック監督 Photo/Getty Images

クラシコ勝利のバルセロナを称賛

現地時間26日に行われたラ・リーガ第11節にてレアル・マドリードとバルセロナのエル・クラシコが行われ、4−0でバルセロナが勝利した。

レアルホームのサンティアゴ・ベルナベウで行われたこの一戦。

試合はロベルト・レヴァンドフスキ、ラミン・ヤマル、ハフィーニャの得点で4−0と快勝。先日のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦に引き続き因縁の相手にも快勝を収めた。

この結果にクラブOBのティエリ・アンリ氏も称賛。スペイン紙『MUNDODEPORTIVO』にて、今回のバルセロナ勝利に「ヨーロッパのチームは、レアル・マドリードを恐れ、レアル・マドリードは、バルサを恐れている」と評価。「バルセロナは以前の常勝チームになってしまった。バイエルンの次はレアル・マドリードの番だ。ラミン・ヤマルはメッシのように、ハフィーニャはロナウジーニョのように、ペドリはイニエスタのようにプレイする。2011年のバルセロナを見ているようだ。チームは以前の状態に戻っているし誰もそれを止めることはできないだろう。彼らはすべてを勝ち取るだろうし、彼らの前に立ちはだかるどのチームも同じ苦しみを味わうことになる」と以前のバルセロナを彷彿とさせる強さだと評価した。

今季のバルセロナは新監督であるハンジ・フリックになり、ここ数年で見られなかった以前の強さを取り戻している。今シーズンはここまで公式戦14試合で12勝2敗。
得点は47という驚異のデータを残している。バイエルン時代にフリックとタッグを組んだロベルト・レヴァンドフスキはここまでで14試合17ゴールを記録。フリックの下覚醒したハフィーニャは14試合9ゴール、17歳ラミン・ヤマルは14試合6ゴールと3人の前線が躍動。さらには新加入のダニ・オルモ、今シーズントップチームに昇格し絶対的な主軸になりつつあるマルク・カサドなどの活躍もあり、ここ数年低迷気味だったバルセロナを再生させ、現在リーガでは首位、チャンピオンズリーグではリーグ10位と良い結果を残している。

天王山である3試合を3連勝で終えたバルセロナは、現地時間来月の2日にエスパニョールとのバルセロナダービーを迎える。



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