J2北海道コンサドーレ札幌は25日、ホームでJ2いわきと対戦する。DF高尾瑠(29)は開幕から右サイドバックとして全11戦にフル出場しているが「体調は問題ない」と万全を強調。

12試合連続スタメンが確実な戦いへ「まずは球際と切り替えで負けないこと」と今季開幕戦で0―1で敗れた相手への雪辱へ、全力を尽くす。

 札幌加入2年目の昨季も38試合中35試合に先発し33試合でフル出場と、主力を務め続けた。2年連続でフル稼働できている要因に、内助の功がある。2024年7月に結婚を発表。栄養に関して大きなサポートを得た。「野菜をしっかり摂って、外食もオフにするくらい」という充実した食生活の中、試合前日は食卓に好物のハンバーグが並ぶことが恒例となっている。「僕が好きなのもあって、結婚してからずっと。勝負飯ですね」。今夜も愛妻の手料理を食べ、最良のプレーを見せにいく。

 前節18日のJ3松本戦では1―1の後半31分、「3人目の動きを狙っていた」と前線に侵入。ペナルティーエリア内で相手の反則を誘い、PKの機会をつかんだ。2分後にFWバカヨコが決勝点を挙げたが、高尾の働きなくして、勝ち点3は得られなかった。

3月14日のアウェー・磐田戦(1〇0)でもタイミング良い駆け上がりでDF西野の初得点をアシスト。持ち前の守備力だけでなく、攻撃面でも存在感を示している。

 根底にあるのは「ゴールへの逆算」。キャンプからペナルティーエリア内のゴール脇の両サイド「ポケット」を取るために、中へ入り込んでいくタイミングを繰り返してきた。「ポケットを取ることを意識してやってきて、イメージと合ってきた。ゴールで終われるのが一番良いことだから」。リスクもあるが、状況を見ての的確な判断で今回も好機を演出していく。

 負傷者が複数出ていることもあり、右サイドハーフの人選は固定されていない。それでも高尾は「相方の特長を生かせるようなプレーをすることが第一。僕が合わせていきたい」と意に介さない。チームのために黒子の役割を貫き、2連勝を目指す。(砂田 秀人)

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