ミランのイブラヒモビッチ photo/Getty Images
走れる大ベテラン
ベテランプレイヤーは走らない。そんな印象を抱いている人も多いかもしれない。
しかし、それはミランに復帰したFWズラタン・イブラヒモビッチには当てはまらない。イブラヒモビッチはすでに攻撃のキーマンとなっており、ゴールにポストプレイにと早くもフル稼働だ。
貢献しているところはそれだけではない。伊『Gazzetta dello Sport』は、イブラヒモビッチがここまで1試合平均8.7kmの走行距離を記録していると伝えており、運動量の方も悪くない。
現代では10km近く走るFWも複数いるため、イブラヒモビッチの数字が特別ということはない。しかし、この1試合平均8.7kmの数字はチームメイトのFWサム・カスティジェホと同じだ。38歳の年齢を考えれば見事な数字と言えるのではないか。
全盛期に比べてイブラヒモビッチのスピードが落ちている部分はあるが、守備に切り替わった際にもイブラヒモビッチは相手に寄せる努力を見せている。単なるターゲットマンとしてではなく、総合的にイブラヒモビッチのパフォーマンスを評価すべきなのだろう。
加入から1ヶ月半の段階ながら、すでにイブラヒモビッチはミランで540分間のプレイタイムを記録。38歳と大ベテランだが、やはりイブラヒモビッチは普通のベテラン選手ではない。
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