ニューカッスルで苦い時間を過ごす武藤 photo/Getty Images
批判集まるニューカッスルのFWたち
2018年夏にプレミアリーグ挑戦を果たしてから約1年半。ニューカッスルに移籍したFW武藤嘉紀は非常に苦しい日々を過ごしてきた。
ニューカッスル移籍からリーグ戦での得点数は僅か1点となっており、期待に応えたとは言えない成績だ。今季も得点はなく、しかも年明けからは負傷離脱してしまった。今季リーグ戦でのプレイタイムは201分間のみで、本人も満足しているはずはない。
頭を抱えているのはニューカッスルも同じだ。得点力アップへ昨夏にはホッフェンハイムからFWジョエリントンを獲得したが、そのジョエリントンも不発。武藤と同じく、ニューカッスル移籍後はリーグ戦で1点しか決めていない。
英『HITC』によると、かつてニューカッスルで活躍したリー・クラーク氏は武藤、ジョエリントン、さらに今季無得点のFWドワイト・ゲイルについて、「現在のプレミアにおいてトップクオリティの9番に求められるレベルにはない」と厳しく切り捨てている。
武藤はスピードに加えてパワーもあり、移籍当初はプレミアリーグでも戦えるのではないかと期待されていた。しかし残留を第一目標とするニューカッスルは、武藤にピタリと合うプレイスタイルで戦っているわけではない。守備の時間が長いニューカッスルは武藤らFWにとっては難しい環境でもある。
とはいえ、そこで何とか結果を出さなければ認めてもらえない。武藤は怪我も続いて日本代表からも遠ざかっており、非常に苦しい1年半となってしまっている。
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