リヴァプールの主将を務めるヘンダーソン photo/Getty Images
不調の大きな要因はこの男の不在か
つい最近まで無敵を誇っていた“最強軍団”に何があったのか。今季プレミアリーグ第27節まで無敗を継続してきたリヴァプール。
突如として勢いを失ってしまったリヴァプールだが、こうなった原因は何か。一部では2月中にマンチェスター・ユナイテッドのファンである少年からユルゲン・クロップ監督に送られた「リバプールは勝ちすぎています。次の試合で負けるよう選手に言ってください」との内容が綴られた手紙が悪い流れを引き寄せたなんて声もある。
主将とはもちろんMFジョーダン・ヘンダーソンのことだ。開幕直後こそなかなか調子が上がらなかったものの、同選手はシーズンが進むにつれてパフォーマンスが上向き、リヴァプールの中盤に欠かせない存在となっていた。しかし、彼は先月行われたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で負傷。クラブから3週間程度の離脱が発表されており、現在は戦線を離脱している。
そんなヘンダーソンの不在こそがリヴァプールが勝てなくなった原因ではないか。
もちろん、ヘンダーソンが試合に出ていない日は、他の主力も休んでいた試合があるため一概にこれが原因と言えるわけでもないだろう。しかし、プレイ面以外でも味方を鼓舞できる存在だった彼の不在が、リヴァプールにとって痛手であったことは間違いない。類稀なるリーダーシップを備えた闘将。
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