アトレティコのジエゴ・コスタ photo/Getty Images
なかなかゴールが生まれない
点取り屋たちが大暴れしているセリエA、ブンデスリーガに比べると、今季のリーガ・エスパニョーラは少しばかり静かだ。現段階で20得点に到達している選手は1人もいない。
スペイン『MARCA』もアタッカー陣の苦戦が目立つと伝えている。例えばレアル・マドリードではカリム・ベンゼマが13得点と奮闘しているが、ガレス・ベイルは486分間に1ゴールと苦戦中。ルカ・ヨビッチも15試合で2得点と全く結果を残せていない。
アトレティコ・マドリードの得点力不足も深刻で、ジエゴ・コスタは392分間に1ゴールのペースで2得点に留まっている。
他にもセビージャFWルーク・デ・ヨング(382分間に1ゴール)、バレンシアFWロドリゴ・モレノ(684分間に1ゴール)、ビジャレアルFWカルロス・バッカ(419分間に1ゴール)、グラナダFWロベルト・ソルダード(835分間に1ゴール)など、世界的に名前が知られたストライカー陣もペースが上がってこない。
バルセロナもアントワーヌ・グリーズマンが奮闘しているものの、ルイス・スアレスとウスマン・デンベレの離脱が痛い。今季はリオネル・メッシのペースも例年に比べると落ちており、バルセロナもレアルも大量ゴールで相手を圧倒するようなサッカーを展開できていない。
セリエA、ブンデスリーガ、プレミアリーグでは上位クラブがすでに50得点を超えてきているが、リーガでは62得点のバルセロナしか50点超えのチームは存在しない。得点数が全てというわけではないが、今季のリーガはやや寂しいか。
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