レアル粉砕したバルサのシャビ photo/Getty Images
頭脳で相手を振り回す
ジョゼップ・グアルディオラが指揮したバルセロナにおいて、最高のゲームの1つに挙げられるのが2008-09シーズンの5月2日に行われたレアル・マドリードとのクラシコだ。
このゲームでバルセロナはピッチを完全に支配し、敵地サンティアゴ・ベルナベウで6-2の大勝を収めたのだ。
得点を挙げたメッシ、アンリに称賛が集まるのは当然だが、英『GIVE ME SPORT』は見逃してはならない存在としてMFシャビ・エルナンデスを挙げている。
当時バルセロナに欠かせぬ頭脳だったシャビは、その正確無比なボールコントロールと抜群のゲームビジョンでピッチを支配。ヤヤ・トゥレやアンドレス・イニエスタらとレアルのプレスを無効化することに成功した。
このゲームでシャビは4つのアシストを記録しており、まさにMVP級の働きだった。同メディアは改めてこのゲームでのシャビのパフォーマンスを振り返っているが、本来はもう少し称賛されるべきなのだろう。
「メッシは当時のバルセロナの最前線で成功していたが、チームのスーパースターたちをまとめていたのはシャビだ。2009年のシャビは全盛期にあり、ベルナベウでMFとして史上最高のパフォーマンスを披露した」
同メディアはこのように称えており、小柄な司令塔シャビにレアルの選手たちがくるくると振り回されていたのは何とも印象的だ。シャビ、イニエスタ、メッシによる細かいパスワークこそ当時のバルセロナ最大の魅力であり、この一戦はバルセロナサポーターにとって忘れられないものとなっている。
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