数多くのタイトルを獲得してきたグアルディオラ photo/Getty Images
揃うスーパースターたち
バルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティを指揮してきたジョゼップ・グアルディオラは、その監督キャリアの中で多くのスター選手と仕事をしてきた。
では、そんなグアルディオラが指導した選手たちでベストイレブンを組むならばどんな顔ぶれとなるのか。
今回データサイト『WhoScored』では、グアルディオラ在籍期間中の平均採点をベースに「グアルディオラ・アルティメットイレブン」を選出している。これはスタッツだけで判断されたベストイレブンだが、その顔ぶれはなかなかに興味深い。
GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
DF
ダニエウ・アウベス(バルセロナ)
ジェローム・ボアテング(バイエルン)
ハビエル・マスチェラーノ(バルセロナ)
ダビド・アラバ(バイエルン)
MF
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
フランク・リベリ(バイエルン)
アリエン・ロッベン(バイエルン)
FW
リオネル・メッシ(バルセロナ)
ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
結果はこうなった。GKは文句なしでノイアーだろうか。グアルディオラ在籍期間中のノイアーは世界最高の1人にふさわしいパフォーマンスを継続していた。
興味深いのは最終ラインだ。バルセロナのジェラール・ピケ、カルレス・プジョルは外れ、ボアテングとマスチェラーノが入ってきている。
当時のボアテングはピケにも負けず劣らずのフィード能力を誇っており、世界最高のセンターバックの1人だったのは間違いない。
マスチェラーノは中盤を本職としていた選手だったが、グアルディオラのコンバートは大ヒットした。高さは不足しているが、圧倒的なスピードで広範囲をカバーできる。ボールを奪う力はピケ、プジョルより上だろう。
中盤ではアンドレス・イニエスタが外れている。
ロッベンとリベリの両翼も外せない。同メディアの紹介した平均採点では、メッシが8.77点でトップとなっている。リベリはそれに次ぐ7.85点、ロッベンは7.77点をマークしており、いかに2人が安定していたかが分かる結果だ。
メッシとレヴァンドフスキの2人には文句をつけられないはずで、これでグアルディオラのアルティメット・イレブンが完成した。チームタイトルなども考慮すればベストイレブンの顔ぶれも変わってくるのかもしれないが、このイレブンも納得できる組み合わせと言えるはずだ。
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