ジェノアでプレイしていた頃のペッレグリ photo/Getty Images
怪我で存在感薄く
イタリアのリオネル・メッシとまで呼ばれた若きストライカーを覚えているだろうか。
伊『Gazzetta dello Sport』が気にかけているのは、2018年にジェノアからモナコに2500万ユーロもの移籍金で移籍した19歳FWピエトロ・ペッレグリだ。
ペッレグリはかなり早い段階から注目を集め、ジェノア時代には15歳と280日の若さでセリエAデビューを果たしている。16歳と72日で得点も記録しており、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長も「我々は新たなメッシを抱えている。名前はペッレグリだ」と称えていた。まさに超早熟プレイヤーだったのだ。
イタリアサッカー界の未来を背負うストライカーと注目されていたのだが、流れが変わったのはモナコに移籍した頃からだ。今季も怪我で棒に振ってしまうことになり、1試合もプレイできていない。ペッレグリのことを忘れていたサッカーファンもいたことだろう。
しかし、まだ完全に忘れられていたわけではない。同メディアによれば、ボローニャやミラン、ラツィオがレンタルでペッレグリを加える案を検討しているという。まだイタリア国内での評価は依然として高いのだ。
ペッレグリは197cmものサイズを誇るプレイヤーで、メッシと同じタイプの選手というわけではない。Newメッシとの表現は正しくないかもしれないが、イタリアサッカー界の今後を背負う逸材と期待されているのは間違いない。
来季からは改めてインパクトを与えるシーズンとしたいところだが、再びペッレグリの名前を世界に轟かせられるか。
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