メッシがFKもらったら1点ゲット!? 「セレブレーションにつ...の画像はこちら >>

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

チームメイトも冗談飛ばす圧巻の精度

バルセロナFWリオネル・メッシは今やすっかり世界を代表するフリーキッカーとなったが、数年前はそんな飛び道具を持っている選手ではなかった。

英『Squawka』がメッシのフリーキック歴を振り返っているが、2008-09シーズンはフリーキックから1点、2009-10シーズンは2点、2010-11シーズンは1点と、メッシの必殺技リストにフリーキックなど入ってはいなかったのだ。



ところが、同メディアは2011-12シーズンあたりから精度が急激に上昇したと取り上げる。レアル・マドリードの名手イケル・カシージャス相手にフリーキックを炸裂させることもあり、徐々にメッシはフリーキックも得意な選手との認識が世界に広まっていった。

2016-17シーズン以降は、もはやフリーキックマスターと表現するのがふさわしい存在に。メッシはこの期間に18点もフリーキックから奪っているが、これは2位のユヴェントスFWパウロ・ディバラ(7点)、ローマDFアレクサンデル・コラロフ(7点)に大きな差をつけている。現代サッカー最高のフリーキッカーと言ってもいいだろう。

チームメイトのMFイヴァン・ラキティッチは、「僕たちがフリーキックを獲得した時、どうやってセレブレーションしようかと考えているんだ」と冗談交じりに語る。フリーキックを得たら1点ゲットのような感覚が芽生えてきているのだろう。

指揮官を務めていたエルネスト・バルベルデも「彼は常にフリーキックを練習していた。そして常に得点を決めている」と称賛していた。天才・メッシも練習を積み重ねて今のフリーキック精度を手に入れたのだ。

若い頃はペナルティエリアから得点を決めるタイプの選手だったが、年齢と同時にシュートレンジは拡大。これがメッシのプレイの幅を広げたのは間違いなく、今も世界のトップを走っている理由の1つなのだろう。


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