イタリアの世代別代表にも選ばれるペッレグリ photo/Getty Images
モナコでは出場わずか6回
2018年にジェノアからモナコへ移籍したFWピエトロ・ペッレグリ19歳。ジェノアのプレツィオージ会長が「新たなメッシ」と称えたとおり、巨大な才能を持った若者だ。
弱冠16歳で2500万ユーロもの値がつき、リーグ・アンのモナコに引き抜かれたのだが、彼のキャリアはここで突然止まってしまう。鼠蹊部の負傷などが長引き、2年間での出場はわずか6回。未だに1ゴールを残したのみだ。
しかし伊『Sky Sport』によると、なんとマンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督がペッレグリに興味を持ち、チームに加えたがっているという。現在の攻撃オプションとなっているオディオン・イガロが中国へ帰ったときのために、ペッレグリを代役に据えるというのだ。
これは大きな賭けだが、ペッレグリの将来性を見込んでのことかもしれない。彼はモナコでの2年間をほぼ棒に振っているが、得難い才能の持ち主であることは間違いなく、コンディションが整えば大きな戦力に化ける可能性がある。
怪我がちであることで、市場価格もかなり下がっているとみられており、『Transfermarkt』によれば現在は630万ユーロほどだ。果たして、スールシャールの“ペッレグリ再生計画”は実を結ぶのか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/