ポグバの“スーパーサブ起用”もあり? マンUの中盤はどう変わ...の画像はこちら >>

マンUのポグバ photo/Getty Images

注目のブルーノとの共存

リーグ再開後のマンチェスター・ユナイテッドで大きな注目ポイントとなるのが、MFポール・ポグバとMFブルーノ・フェルナンデスの共存だ。

ポグバはサポーターから批判を浴びる機会も多いプレイヤーだが、それでも今のマンUで1、2を争う実力者なのは間違いない。

指揮官オーレ・グンナー・スールシャールも怪我から戻ってきたポグバを何とか活かしたいはずだ。

しかも今後はスポルティング・リスボンから加わったフェルナンデスと上手く共存させていかなけれはならない。すでにフェルナンデスは攻撃的MFとしてサポーターのハートを掴んでおり、フェルナンデス&ポグバのコンビでチャンス量産をサポーターは求めている。

問題はどう2人を起用するのか。英『Manchester Evening News』は、大きく分けると3つの起用プランがあると紹介する。

1.[4-2-3-1]

このシステムを選択するならば、ダブルボランチをポグバと潰し屋のスコット・マクトミネイが担当し、トップ下にフェルナンデスが入ることになる。ポグバは攻撃的に、マクトミネイは守備的に振る舞うことになり、今よりも攻撃的な姿勢となるのは間違いない。

2.[4-3-3]

こちらの案ではポグバをお得意の左インサイドハーフに配置し、右のインサイドハーフにフェルナンデスを起用。アンカーの位置にマクトミネイが入る。左のインサイドハーフはポグバの能力を最大限活かせる位置とも考えられているため、このプランを選ぶのも手だ。

しかしフェルナンデスが右のインサイドハーフをこなせるかは未知数とも同メディアは伝えており、両方のベストを引き出せるかは分からない。

3.ポグバをスーパーサブ起用

これは驚きのアイディアだが、マンUはリーグ戦が新型コロナウイルスの影響で中断となるまで上手く戦えていた。


マクトミネイ、フェルナンデス、調子を上げてきたフレッジの3人起用が当たっていたからだ。守備面を意識するならば、この3人を継続するのも1つの案だ。

ポグバが納得するはずはないが、得点が欲しい時にスーパーサブとして起用するプランも同メディアは考えているようだ。



果たしてスールシャールは最適解を見つけられるのか。ここの起用案がヒットするかしないかは、リーグ再開後のマンUを大きく左右するポイントとなりそうだ。

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