安定感抜群のリヴァプールを作ったクロップ photo/Getty Images
来季も無敗は続くか
今季プレミアリーグを圧巻の強さで制したリヴァプールを支えるのは、ホーム・アンフィールドでの安定感だ。
今季もホームでは負けがなく、アンフィールドはまさに要塞と呼ぶにふさわしい場所となった。
英『Daily Star』もアンフィールドでの強さに注目しているが、ユルゲン・クロップ率いるリヴァプールが最後にホームでのリーグ戦を落としたのは2017年4月のクリスタル・パレス戦のことだ。
そこから無敗がスタートし、今ではリーグ戦におけるホーム無敗記録は59試合にまで伸びている。
いったいどこまで伸びるのか。目指したい記録の1つが、ジョゼ・モウリーニョがチェルシー時代に打ち立てたホーム77試合無敗記録だ。
2004-05シーズンよりチェルシーで1度目の仕事を始めたモウリーニョは、抜群の安定感でいきなりリーグを連覇。スタンフォード・ブリッジは難攻不落の要塞となった。
サンダーランドに敗れて無敗記録は77試合でストップすることになったが、ここまで続けるだけでも見事だ。
果たしてクロップ率いるリヴァプールはここまで数字を伸ばせるだろうか。ホームでの安定感はリーグ戦をこなすうえで大きすぎるアドバンテージとなる。
もっともアンフィールドは熱狂的なサポーターがいてこそ真の力を発揮するのだが、来季のアンフィールドはどうなるのか。要塞で相手を迎え撃つ王者の戦いは毎節見逃せない。
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