リール時代のアザール photo/Getty Images
続々と楽しみな若手が出てくる
フランスの国内リーグは若手の起用にも積極的で、そこからビッグクラブへ移籍する選手も少なくない。若手にとっては実力を試す良いコンペティションとも言えよう。
今夏も大きな注目を集めるステップアップが実現した。
リールでプレイしていたナイジェリア代表の21歳FWヴィクター・オシムヘンが、イタリアのナポリへ移籍したのだ。
移籍金はボーナス込みで8100万ユーロとも言われており、その期待の大きさが分かってくる。
またリールから1人のスーパースター候補が生まれたわけだが、過去にリールから羽ばたいた選手を振り返ると実に豪華だ。

ナポリへ移籍するオシムヘン(左) photo/Getty Images
例えば現在レアル・マドリードでプレイするFWエデン・アザール。2012年にリールからチェルシーへ移籍し、すぐに世界のスーパースターとなった。
まだ本領を発揮できていないが、昨夏にリールからアーセナルへ向かったFWニコラ・ペペもフランス国内で大きく評価を上げたアタッカーだ。
他にもリールからは、現在ミランでプレイするFWラファエル・レオン、バイエルンDFバンジャマン・パヴァール、エヴァートンDFリュカ・ディーニュ、パリ・サンジェルマンMFイドリッサ・ゲイェらがステップアップを果たしている。
まだリールでプレイしている21歳の大型MFブバカリ・スマレも、ポール・ポグバと比較されるなどビッグクラブの注目を集めている。こちらもステップアップの時は近い。
果たしてオシムヘンはナポリで期待通りの活躍を見せることができるのか。リールで育ったタレントがまた1人欧州を代表する強豪クラブへとステップアップを果たすことになった。
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