ユヴェントスの攻撃ユニットはどうなる photo/Getty Images
顔ぶれ変わって楽しみなユニットも
近年は3トップのユニットに注目が集まる機会が増えているが、新シーズンも楽しみな攻撃ユニットがいくつか存在する。
移籍市場の動きから、新たなユニットが生まれてきているのだ。
1.ティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエク、クリスティアン・プリシッチ(チェルシー)
今のところ1番の注目はこの3トップか。ヴェルナー、ツィエクの新戦力が加わり、前線の構成はガラリと変わる。
プリシッチも2019-20シーズンの終盤にはエデン・アザールを彷彿とさせるプレイを見せるなど、攻撃の軸になりそうな気配が漂う。
フレッシュさという点において、この3トップは新シーズン1番の注目となるはずだ。
2.ロベルト・レヴァンドフスキ、セルジュ・ニャブリ、レロイ・サネ(バイエルン)
3冠を成し遂げたバイエルンは今でも十分強力だが、新シーズンはそこにマンチェスター・シティから獲得したサネが加わることになる。
ついにアリエン・ロッベンとフランク・リベリの後継者が見つかった感覚もあり、ニャブリ&サネのドイツ代表コンビがどこまでゴールに絡んでいくのか楽しみだ。
レヴァンドフスキもこれまで通りのゴールペースを維持するならば、新シーズンのバイエルンは欧州最強の攻撃集団となるかもしれない。
3.パウロ・ディバラ、クリスティアーノ・ロナウド、ルイス・スアレス(ユヴェントス)
これはまだ可能性の段階だが、ユヴェントスはバルセロナで構想外となるFWスアレスの獲得に近づいていると言われている。
仮にスアレスが加入すれば、ユヴェントスの得点力は間違いなくアップするだろう。セリエAで最も楽しみな攻撃ユニットになるのは間違いない。
4.エデン・アザール、カリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)
こちらは復活に期待したいトリオだ。ベンゼマは絶好調だったが、アザールとアセンシオは怪我に苦しんだ。
2人ともトップレベルの実力者なのは間違いないため、コンディションさえ整っていればこの3人でゴールを量産できるはず。アザールとアセンシオも燃えているはずで、新シーズンは攻撃で相手を圧倒するレアルの姿が見たい。

レアル攻撃陣は復活するか photo/Getty Images
5.マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド)
2019-20シーズンの後半戦に固まり始めたこの3トップは、全員がまだ発展途上中だ。新シーズンも成長していくはずで、どこまで伸びていくのか非常に楽しみなトリオと言える。
英『GIVE ME SPORT』はドルトムントFWジェイドン・サンチョ加入の可能性もあると見ているようだが、仮にサンチョまで加われば超豪華な3トップが完成することになる。
6.アンス・ファティ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレ(バルセロナ)
こちらも可能性の段階だが、リオネル・メッシとスアレスが揃って退団するならば攻撃陣の構成は大きく変わる。クラブは未知の挑戦へ臨むことになり、新たな攻撃ユニットを見つけていかなければならない。
7.セルヒオ・アグエロ、ラヒーム・スターリング、リオネル・メッシ(マンチェスター・シティ)
こちらも実現するかは分からないが、メッシがマンCに向かえばこのトリオが誕生する。3人だけでシーズンに100点以上奪えそうなユニットで、1度見てみたい組み合わせではある。
もちろんパリ・サンジェルマンやリヴァプールお馴染みの3トップも楽しみだが、新シーズンに最も暴れるトリオはどれか。ここも楽しみなポイントの1つだ。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号は、欧州4大リーグのシーズンレビュー。コロナ禍の混乱があったものの、新たな若手が躍動したり、新指揮官が辣腕を振るったりと見所満載だったシーズンを、業界屈指のライター陣が振り返ります!
こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/