トッテナムのソン&ケイン photo/Getty Images
ベイルまで加わればどうなるか
アジアからこれほどハイレベルなアタッカーが出てくると誰が予想していたのか。
イングランド・プレミアリーグにおける歴代アジア最強アタッカーはトッテナムFWソン・フンミンで決まりだろう。
昨季はリーグ戦11得点10アシストの数字を残していたが、今季は開幕から5試合で早くも7得点2アシストを記録。異常なペースで得点に絡んでいる。
大きいのはFWハリー・ケインの存在だ。いつしか黄金コンビとなった2人は毎試合のようにゴールを演出しており、3-3で引き分けた17日のウェストハム戦でも2人で3得点全てを決めている。
英『FourFourTwo』は、このコンビをプレミアリーグでもトップレベルの完成度と認めている。その破壊力は他のコンビと比較できるレベルまできているのだ。
例えばリヴァプールのサディオ・マネ&モハメド・サラーだ。単純に得点数だけを比較すると、サラーとマネは2人揃ってピッチに立っていた際に計107ゴールを挙げている。1試合平均1.28点のペースだ。
ケインとソンはこれを超える。2人は計122のゴールを生み出しており、1試合平均1.34点のペースでネットを揺らしていることになる。
元アーセナルのティエリ・アンリ&ロベール・ピレス(1.21点)、マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ&ラヒーム・スターリング(1.21点)、元リヴァプールのフェルナンド・トーレス&スティーブン・ジェラード(1.13点)らとも比較されているが、いずれもトッテナム黄金コンビが上だ。
単純に得点数だけで比較するのは難しいが、いずれにしてもソン&ケインのコンビがプレミアの歴史に残る破壊力を誇っているのは間違いないだろう。
ここにガレス・ベイルまで絡んでくればどうなるのか。上手くフィットすれば本当に世界トップクラスの攻撃トリオが完成するかもしれない。