アウクスブルクに加入したリカルド・ペピー photo/Getty Images
注目の逸材だ
2021年12月23日に発表された最新のFIFAランキング。直接的な国の強さが反映されているわけではないが、ある程度の指標とはなる。
その中でも気になるのは11位のアメリカだ。2018年のワールドカップ・ロシア大会には出られなかった同国だが、2022年に予定されているカタール大会の予選ではカナダに続く2位となっており、本大会への出場は現実的な話となっている。
メジャーリーグサッカーのレベルも上がってきており、欧州に移籍する選手も少なくない。今冬の移籍市場でFCダラスからドイツ1部アウクスブルクに移籍したFWリカルド・ペピーもその一人だ。
18歳ながらダラスで13ゴールを奪ったペピー。
欧州未経験の若者にこれだけの移籍金が支払われるのは珍しいことであり、それだけペピーの評価が高いということか。
185cmのサイズを生かしたストライカーであるペピー。スピードを生かした裏抜けやポストプレイが得意な選手であり、得点力不足に悩まされているアウクスブルクとしてはこれほど適任な人材はいない。英『90min』によればアヤックスやバイエルン・ミュンヘンのような強豪クラブも狙っていたとされており、ペピーの得点量産に期待がかかる。