シャルルロワで奮闘する森岡 photo/Getty Images
代表でも見てみたい選手だが……
先日のアジア最終予選・中国戦でもFW伊東純也は強烈なヘディングゴールを含む見事な活躍を披露してくれたが、伊東といえばベルギーのヘンクで主力として活躍しているウイングだ。
ベルギーでの好調を森保ジャパンに持ち込んでおり、この最終予選ではMVP級の働きを見せている。
ベルギーではブライトンからロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズにレンタル移籍しているFW三笘薫も高い評価を得ており、三笘もベルギーでの活躍から日本代表に招集されるようになった。
では、同じベルギーで活躍するシャルルロワMF森岡亮太をどう評価すべきだろうか。日本代表がアジア最終予選を戦う中、森岡は28日にベルギー『Voetbalkrant』が選ぶリーグ第24節のベストイレブンに選出されている。
同メディアが選ぶ週間ベストイレブンには伊東、三笘も今季2回ずつウイング枠で選ばれているが、森岡はこれが今季3回目。リーグ戦では4得点7アシストの成績を残しており、その評価は伊東と三笘にも負けていない。
しかし、森岡は森保ジャパンから声がかからない日々が続いている。今回の代表メンバーではシュツットガルトの遠藤航、フォルトゥナ・デュッセルドルフの田中碧、サンタ・クララの守田英正、レガネスの柴崎岳、さらにはウニオン・ベルリンの原口元気らが中盤を担当できるが、森岡もここに割って入るだけの力はあるはず。攻守両面でシャルルロワでのパフォーマンスは高い評価を得ている。
「森岡が代表でプレイできなかったり、他クラブから声がかからないのはなぜなのか。シャルルロワのゲームを見るたび彼の完成度に驚かされる」
SNS上では現地サポーターからこのような声も挙がっており、実力的には1度代表で見たい選手ではある。慣れ親しんだメンバーの方が最終予選で信頼しやすいところはあるだろうが、このまま森岡には声がかからないのか。ベルギーで週間ベストイレブンに複数回選ばれながら、代表から声がかからない状況は続いている。