今季のナポリで頼もしいパフォーマンスを継続して披露しているオスピナ photo/Getty Images
チームを安定させるパフォーマンス
現地時間27日に行われたリーグ戦第27節のラツィオ戦に2-1で勝利し、昨年12月以来となるセリエA首位に浮上したのがナポリだ。ACミランとの勝ち点差はゼロ、そして1試合消化の少ないインテルとは2ポイント差。
そんなナポリで非常に印象的な活躍を見せているのが、チームを最後方から支えるコロンビア代表GKダビド・オスピナ(33)だ。今季アレックス・メレトに代わって正守護神の座を射止めたベテランGK。データサイト『SofaScore』によると、同選手はここまでの出場23試合でリーグ2位となるセーブ率(78.9%)を誇っている。彼の堅実なパフォーマンスがあるからこそ、ナポリの後方には安心感が生まれていると言っていい。
そして、そのオスピナの安定したパフォーマンスはラツィオ戦でも見て取れた。この大事な一戦でナポリは相手に何度かヒヤリとする場面を作られるも、このベテラン守護神はそれをことごとく防いでみせたのだ。終了間際には痛恨の同点ゴールを被弾してしまったが、これはラツィオFWペドロ・ロドリゲスのシュートがスーパーだったと言うほかない。止められるシュートはすべてセーブしており、その姿に改めて頼もしさを感じたファンも少なくないだろう。
チームの最後方に君臨する頼もしきベテランGK。ほかにも優秀な選手は多いが、オスピナの安定感も今季のナポリにとっては欠かせない要素のひとつだ。