バイエルンを追い続けるライバルのドルトムント photo/Getty Images
ハーランド売却から素早い動きで作り上げる新チーム
以前よりドルトムントは補強上手なクラブとして有名ではあったが、今夏は特別だ。素早い動きで即戦力を次々と確保しており、新シーズンへ期待感は高まっている。
売却の方ではFWアーリング・ハーランドをマンチェスター・シティへ売却しており、移籍金は6000万ユーロほどとされている。ハーランドのクオリティを考えると安価に思えるが、ドルトムントはそれとほとんど同じ6100万ユーロで2枚のFWを確保した。
1人はザルツブルクから3000万ユーロで加えたFWカリム・アデイェミ、2人目はアヤックスから3100万ユーロでFWセバスティアン・ハラーだ。20歳のアデイェミは初の5大リーグ挑戦となり、いきなり活躍できるかは分からない。しかしポテンシャルは高く、将来性を考えても賭ける価値のある選手だ。
一方で28歳のハラーは完全に即戦力で、昨季はチャンピオンズリーグでもゴールを量産。ハーランドの穴を埋めてほしいNo.1新エース候補だ。ハラーが昨季と同じ活躍を見せてくれるならば、ハーランドの穴を感じる機会は減るだろう。
さらにバイエルンからDFニクラス・ズーレをフリーで迎え、フライブルクからは2000万ユーロでDFニコ・シュロッターベックを獲得。一気に実力派センターバックを加えることになり、ズーレは26歳、シュロッターベックは22歳と年齢も若い。長くドルトムントを引っ張ってほしいコンビだ。
中盤には500万ユーロでケルンからMFサリフ・エズジャン、GKにもフリーで21歳のマルセル・ロトカ、31歳のアレクサンダー・マイヤーを迎えており、このあたりも抜かりない。
今夏は市場開幕前よりハーランドを失う可能性が高いと予想されており、ますます王者バイエルンとの差が開くのではとの不安もあった。しかし始まってみると、ドルトムントの動きはさすがの一言。今では新シーズンへサポーターの中でも期待感が広がっているのではないか。
ここまでの動きは5大リーグ全体を見渡してもベストに近く、新シーズンこそはとの思いでドルトムントは王座を目指す。

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