シャフタール・ドネツク戦でゴールを決めたペッレグリーニ photo/Getty Images
ディバラ、マティッチ、ワイナルドゥムといったビッグネームも加入
15日のセリエA開幕戦に向け、シャフタール・ドネツクと親善試合を行ったローマ。1-0で勝利したトッテナム戦に続き、FWパウロ・ディバラなどといった新戦力がスタメンに顔を揃え、ウクライナの強豪から大勝を収めた。
ローマは今夏、ディバラの他にも、元マンチェスター・ユナイテッドのMFネマニャ・マティッチや、リールで右SBとして活躍していたトルコ代表DFゼキ・チェリク、ベンフィカをフリーで退団した22歳のセルビア代表GKミル・スヴィラールといった選手を獲得。そしてつい先日、パリ・サンジェルマンのMFジョルジニオ・ワイナルドゥムがローンで加入することも発表された。
前回のトッテナム戦ではディバラがスタメン起用され、早速DFロジャー・アイバニェスの決勝弾をコーナーキックからアシスト。上々のローマデビューを飾っていた。
そして今回のシャフタール・ドネツク戦でも、ディバラやFWタミー・エイブラハム、FWニコロ・ザニオーロ、MFロレンツォ・ペッレグリーニといった主力選手たちが引き続き先発出場。前回は途中出場だったマティッチもスタメンに加わった。
前半はペッレグリーニやDFジャンルカ・マンチーニのゴールで3-0とリードしたローマ。後半途中にはワイナルドゥムがローマデビューを果たし、最終的に大量5得点を奪って勝利を挙げた。
伊『Corriere dello Sport』は、中央からペッレグリーニ、ザニオーロ、ディバラ、エイブラハムと繋ぎ、最後は起点のペッレグリーニが仕上げた先制ゴールについて言及。この4人は現地で「ファブ4(ファビュラス4)」と呼ばれており、ファンは彼らが連動して生んだこのゴールに熱狂し、拍手喝采を送ったと伝えている。
昨季はジョゼ・モウリーニョ監督の下、ヨーロッパカンファレンスリーグを制し、14年ぶりのタイトルを獲得したローマ。より魅力的なスカッドを構築した今季は、中田英寿を擁した2000-01シーズン以来のリーグ優勝も視野に入るだろう。