「ソシエダにはモハメド・アリ・チョ、クボも……」 マンUはE...の画像はこちら >>

ソシエダは油断ならないチームだ photo/Getty Images

グループ首位を懸けて激しい戦いが予想される

まだエリック・テン・ハーグ体制の形が出来上がったわけではないが、今季のヨーロッパリーグで優勝候補の一角に挙げられるのがマンチェスター・ユナイテッドだ。本来はチャンピオンズリーグを戦うべきクラブであり、ネームバリュー的にもヨーロッパリーグでは優勝しか許されないだろう。



そのマンUの前に立ちはだかる最初の敵がスペインのレアル・ソシエダだ。両クラブはグループEに入っており、このグループはマンU、ソシエダ、キプロスのオモニア、モルドバのシェリフの4チームで争われる。このうち決勝トーナメントにストレートインできるのはグループ1位のみで、2位はプレイオフに回らなければならない。

1位を狙うのはマンUとソシエダになる可能性が高く、両チームの直接対決はグループEの見どころとなるだろう。そしてソシエダには日本代表MF久保建英も所属しており、米『ESPN』はソシエダの若手とベテランのバランスに注意すべきと指摘している。

「ニューカッスルへ移籍したイサクを失ったが、ソシエダにはまだタレントがいる。将来性豊かなモハメド・アリ・チョ、クボ、代表に名を連ねるメリノ、オヤルサバル、彼らを36歳のダビド・シルバが引っ張り、シルバは10年を過ごしたマンチェスターへと戻ってくる。攻撃的なパスサッカーを展開しており、指揮官イマノル・アルグアシルは2020年に33年ぶりとなるスペイン国王杯制覇にも導くなど素晴らしい仕事をしている」

今夏ソシエダに加わった18歳のフランス人FWモハメド・アリ・チョと久保は今節のエルチェ戦にも揃って先発しており、早くもチームの戦力だ。ダビド・シルバも相変わらずテクニックが高く、今季もリーグ戦では2勝1敗とまずまずのスタートを切っている。

久保も出てくるであろうヨーロッパリーグでソシエダがどこまでマンUに喰らいつけるのか。日本のサッカーファンも注目するカードとなりそうだ。

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