ユヴェントスへ加わったディ・マリア photo/Getty Images
ベテランになっても衰えないチャンスメイク
チャンピオンズリーグの通算アシストランキング首位に立っているのは、マンチェスター・ユナイテッドFWクリスティアーノ・ロナウドだ。ロナウドはゴールマシーンの印象が強いが、チャンピオンズリーグにて42アシストも記録している。
では、そのロナウドに次ぐ歴代2位は誰なのか。5日に行われたマッカビ・ハイファ戦で3つもアシストを決め、一気に順位を上げてきたのがユヴェントスMFアンヘル・ディ・マリアだ。
ディ・マリアはアシスト数が38に達しており、ロナウドの記録を捉えている。3位はリオネル・メッシで37アシストとなっており、この2人に挟まれるディ・マリアも特別な才能の持ち主だと改めて分かってくる。
ディ・マリアが今季どこまで数字を伸ばせるかは分からないが、今季はロナウドがチャンピオンズリーグに出ていない。アシストランキング1位の数字に動きはないため、ディ・マリア、あるいは3位のメッシらが追い抜くチャンスでもある。
ディ・マリアは今夏移籍したユヴェントスで負傷離脱、さらにはレッドカードを受けるなど少々苦いスタートとはなったが、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンで長くプレイしてきた実力は本物だ。ユヴェントスでも特別な働きが期待できる。
運動量も豊富で、アルゼンチン代表でも長くメッシを副官として支えてきた。その構図は今年のワールドカップでも変わらないだろう。数字が示すように、その能力はもっと評価されるべきだ。