ヴィニシウスが2アシストの活躍 photo/Getty Images
モドリッチとバルベルデのゴールを創出
昨季カルロ・アンチェロッティ監督の下で、強さを取り戻したレアル・マドリード。そんなチームをけん引し、自身のポテンシャルを最大限に発揮した男がヴィニシウス・ジュニオールだろう。
一昨季までレアルでは3ゴールがキャリアハイだったウインガーは、昨季35試合17ゴール10アシストを決める活躍を見せ、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグの2冠達成に貢献した。
そんなブラジルの逸材は今季も圧倒的な強さを誇るレアルで躍動。ここまでリーグ戦では11試合に出場して5ゴール3アシストを記録するなど、昨季の勢いを維持している。ラ・リーガ第11節のセビージャ戦では、自身の持ち味を発揮してチームに貢献した。
レアルが優勢に立ったのはわずか6分。左サイドからヴィニシウスが突破を図る。切り返しからクロスに反応したルカ・モドリッチが押し込んで、幸先よくレアルが先制点を奪った。スピードに乗ったドリブルと鋭い切り返しにセビージャの守備陣は反応できず、ヴィニシウスの攻撃に対し、終始後手に回ったシーンだった。
さらに3点目のフェデリコ・バルベルデのゴールをアシストするなど、この試合で2つのアシストをマーク。チームで高い存在感を発揮するウインガーは、ゴールだけでなくチャンスメイクでもレアルの攻撃陣を引っ張っているのだ。昨シーズンを超えるゴールとアシストを奪えるか。ヴィニシウスの成長に目が離せない。
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