オールド・トラッフォードに通うファンにとっては満足度の高いシーズンだろう photo/Getty Images
ホームで強い今季のマンU
オールド・トラッフォードに乗り込んで勝利をあげたチームは今季ほとんどない。10日に行われたヨーロッパリーグのレアル・ベティス戦でも勝利を飾ったマンUはホームでの無敗記録をさらに伸ばしている。
6日にアンフィールドで行われたリヴァプール戦では0-7という歴史的大敗を喫していたマンU。そのためオールド・トラッフォードで迎えた今回のベティス戦はリヴァプール戦のショックをいかに引きずらずに戦えるかが注目となった。エリック・テン・ハーグ監督はリヴァプール戦から一切スタメンを変えないという強気の姿勢でこの試合に挑み、それに応えた選手たちも汚名返上のパフォーマンスを披露。見事4-1の大勝を収めている。
この結果を受け英『Squawka』は、マンUがオールド・トラッフォードで戦った直近公式戦21試合は全て無敗だと指摘している。戦績は19勝2分であり、勝率は90%に上っている。さらに、彼らはホームで15試合連続の複数得点も記録しており、これは2000年以降で初の出来事だと同メディアは取り上げている。
ホームでこれだけ素晴らしい結果を残している以上、マンUの課題はアウェイゲームにあるだろう。彼らは今季リーグ戦で6敗を喫しているが、そのうち5試合がアウェイゲーム。その中にはアーセナル戦、マンチェスター・シティ戦、リヴァプール戦といった強豪との試合も含まれており、この3試合で計16失点を記録している。
幸いにも、リーグ戦で残されている強敵とのアウェイゲームは第29節のニューカッスル・ユナイテッド戦と第33節のトッテナム戦くらいとなっている。今の勢いを維持したまま、この2試合でも大崩れしなければ、マンUのトップ4フィニッシュはもう目の前だろう。