ハーランドはシティでゴールを量産中 photo/Getty Images
2020年代のサッカー界を支配するのは……
先日行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ、マンチェスター・シティVSライプツィヒの一戦ではマンCのFWアーリング・ハーランドが5ゴールの大活躍を見せた。
エリア内でシンプルに決めたゴールが多いが、この得点感覚こそハーランドの武器だ。
今後のキャリアでチャンピオンズリーグを制した場合、ハーランドにもバロンドール受賞のチャンスが巡ってくるだろう。それだけの才能は備えており、リオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドに続く新たなる時代を引っ張る1人となれる選手だ。
だが、メッシとロナウドがライバルだったようにハーランドにもライバルが存在する。パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペだ。
昨年のワールドカップ・カタール大会は惜しくも準優勝だったが、ムバッペは大会得点王に輝いている。ファイナルのアルゼンチン戦でハットトリックを決める勝負強さ、得点力は見事で、こちらも世界最高の座に近い。
そこで仏『Foot Mercato』は、将来的にムバッペとハーランドのどちらが世界最高になるかとサッカーファンに問いかけている。
同メディアのアンケートではムバッペが56%、ハーランドが44%の得票率となっており、現時点ではムバッペが上回る。それでも得票率に特別大きな差があるわけではなく、2人が長きにわたってバロンドールを争っていく可能性は十分に考えられる。
ハーランドの場合はシンプルかつ強烈な得点力が武器で、ムバッペは左サイドを中心に何でもこなす高精度の万能アタッカーへと成長していくだろう。果たして数年後にサッカー界を支配しているのはどちらか。