チェルシーへ加入したムドリク photo/Getty Images
プレミアリーグへの適応は可能なのか
ウクライナのネイマールとまで呼ばれる男はプレミアリーグのレベルに適応できるだろうか。今冬シャフタール・ドネツクからチェルシーへ加わったウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクにとって、プレミアでのスタートはちょっぴり苦いものとなっている。
5大リーグ初挑戦となる22歳のアタッカーにシーズン途中から過度な期待をかけるべきではないのだろうが、ここまでムドリクはプレミアリーグ6試合で0ゴールと当たりが出ていない。
11日に行われた前節のレスター・シティ戦では頭でアシストを1つ記録したが、全体的に満足できる内容ではないだろう。
気になるのは、ファーストタッチだ。これはSNS上でもサポーターから意見が出ており、ファーストタッチが少し大きいとの見方がある。
「ファーストタッチが悪い。簡単にボールを失いすぎだ」
「どのポジションでプレイするにしても、改善しないといけない」
「ポッターはG・ジェズスと同じ役割を任せたいのかもしれないが、ムドリクはルカクやヴェルナーよりファーストタッチが悪い」
辛辣な意見だが、チェルシーがムドリク獲得に費やした移籍金は8900万ポンドと高額だ。サポーターの視線が厳しくなるのも仕方がない。
真の勝負は来季からとなりそうだが、ムドリクは期待に応えていけるのか。まだ改善すべき点は多そうだ。