インテル・マイアミはリーグ最下位 photo/Getty Images
プレイオフに進むのは厳しいか
リオネル・メッシの加入に沸くアメリカのインテル・マイアミ。さらにバルセロナを離れたMFセルヒオ・ブスケッツの加入も決まり、再びのメッシとブスケッツの共演に胸躍らせているサポーターも多いだろう。
ただ、2人が到着するまでインテル・マイアミには頑張ってもらう必要がある。というのも、開幕からの成績が悪すぎるのだ。
ここまで18試合をこなし、インテル・マイアミの成績は5勝13敗だ。勝ち点15でイースタン・カンファレンスの最下位に沈んでおり、英『Daily Mail』はメッシがやってくる前にインテル・マイアミの今年が終わってしまうかもと心配している。
今年よりMLSは各カンファレンスの上位9チームがプレイオフに進むレギュレーションとなっており、最下位のインテル・マイアミと9位DCユナイテッドの勝ち点差は11ポイント開いている。なかなか絶望的な差にも思えるが、まだ諦めるには早い。
興味深いポイントとしては、インテル・マイアミは平均ポゼッション率が52.7%と高い。これはリーグ6番目の数字となっており、ボールを持つことは出来ている。ただ、そこからの崩しのアイディアがないのだ。
これをブスケッツとメッシがプラスできるならば、成績が上向く可能性もある。メッシが加入したのにインテル・マイアミがまったく勝てないとなれば盛り上がりに欠けてしまう可能性もあり、まずは既存メンバーが粘り強い戦いで勝ち点を重ねてほしいところだ(数字は『WhoScored』より)。