エンゼルスのユニフォーム姿を見せた吉田 photo/Getty Images
LAギャラクシーの入団会見も
今夏、リオネル・メッシやセルヒオ・ブスケッツらの移籍が話題となっている米メジャー・リーグ・サッカー(MLS)。カタールW杯で日本代表の主将を務めたDF吉田麻也も、アメリカに渡った選手のひとりだ。
そんな吉田が、ひと足先に“アメリカデビュー”を果たした。現地時間8月8日のメジャー・リーグ・ベースボール、エンゼルス対ジャイアンツで、試合前の始球式を務めたのだ。
エンゼルスのユニフォーム姿で本拠地エンゼル・スタジアムに現れた吉田。LAギャラクシーでの自身の背番号と同じ「4」を背負い、捕手のパトリック・サンドバルに向けてノーバウンド投球を披露している。なお、エンゼルスの大谷翔平は2番・指名打者で先発したが、吉田とのグラウンド上での絡みは見られなかった。
この日の午前中に、LAギャラクシーの入団会見も行なった吉田。ロサンゼルスでは大谷のほか、バスケットボールの八村塁(レイカーズ)など日本人アスリートが活躍しており、吉田はそのことにも触れた。「違う競技のアスリートからも、いつも刺激をもらっている」「日本人の方々に誇りに思ってもらえるような、元気づける活躍をしたい。大谷選手や八村選手はそういう存在。自分もそうなれるように、良いパフォーマンスで日本を盛り上げたい」と語り、新たな挑戦に意欲を示している。
電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)284号、8月15日配信の記事より転載