鹿島への復帰が決まった柴崎岳 photo/Getty Images
9月4日よりチームに合流か
鹿島アントラーズは、元日本代表MF柴崎岳の加入で合意に至ったことを発表した。背番号は20番となり、チームへの合流は9月4日になるようだ。
柴崎は2011年に青森山田高校から鹿島アントラーズに加入。シーズン1年目は公式戦通算19試合に出場し、1ゴールを記録している。
翌年からはチームに欠かせな絶対的な司令塔として君臨した。リーグはもちろん、天皇杯、リーグカップなど多くのタイトル獲得に貢献してきたレジェンドだ。2016年にはクラブワールドカップの決勝戦でレアル・マドリードと対戦し、2ゴールをマーク。試合は負けて、準優勝に終わってしまうも世界中に大きなインパクトを与える活躍を見せた。
2016シーズン後にはスペイン2部のテネリフェに移籍。その後、ヘタフェへ移籍し、バルセロナ戦でゴールを決めるなど存在感を発揮。スペインでは4クラブを渡り歩き、2020年からはスペイン2部レガネスでプレイしていた。
日本代表では、18年ロシア、22年カタールW杯でメンバー入りし、チームの司令塔として活躍。カタールW杯後は、日本代表には選ばれていないが、日本屈指のゲームメイカーだ。
今回の復帰で7シーズンぶりのJリーグ復帰となる柴崎。
柴崎は鹿島アントラーズの復帰が決まり、クラブを通じてコメントを発表した。
「もう一度、鹿島アントラーズのユニフォームを着てプレーできることを嬉しく思います。日本でプレーする時はまたアントラーズで、と思っていました。実現するために協力していただいた関係者の皆さんに感謝したいです。そして、アントラーズがタイトルを獲得できるよう、自分のベストを尽くします。カシマスタジアムで会いましょう」