昨季までバルセロナでプレイしていたファティ photo/Getty Images
トッテナム行きも噂されたが
レジェンドのFWリオネル・メッシの背番号10番を引き継ぎ、バルセロナでプレイしてきたアンス・ファティ。
今夏、複数のクラブがファティの獲得に興味を示していたが、最終的には日本代表FW三笘薫が所属するブライトンへのレンタル移籍が決まった。
複数クラブの中からブライトンを選んだ理由として、指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督の存在が大きかったという。
「最初にロベルトと話したが、彼は私を全面的に信頼しており、私についてどう思っているかを教えてくれたんだ。私にとって、それがここに来る重要な要因だった。彼は私にここに来るよう説得した人だった。選手としての私をどう見ているか、そして私が改善できる点は何かを彼が教えてくれた。それが鍵だったと思う」(スペイン『SPORT』より)
また、ファティはブライトンを最も注目していたチームだと明かしており、ここ数年で成長してきたブライトンでの経験が自身のキャリアにおいて成長につながると強く感じたようだ。
若手選手の育成で成功しているブライトンは、アレクシス・マックアリスターやモイセス・カイセドといったスター選手に成長した若手も輩出している。
バルセロナでは左のウィングとしてプレイすることが多く、三笘との熾烈なポジション争いも注目ポイントの1つだ。
バルセロナでは怪我の影響もあり、思うような結果が残せなかったファティだが、まだ20歳でありキャリアはこれからだ。新天地ブライトンでファティがどのような成長を遂げるのか注目が集まる。